Tamiya 1/24 Sports Car Series No. 363 NISSAN Fairlady Z (RZ34) Plastic Model 24363 Molded Color

タミヤの最新プラモデルだけあって、塗装や組み立てを考えたパーツの分割は流石ですね。マスキングの手間も通常より少なく、余計なストレスを感じない好キットです。完成時のプロポーションもリアルでカッコイイ。その分、細かな部品やデカールの紛失に注意です。欲を言えばディテールアップパーツが有れば嬉しかったかな。

最高です。

組み立て説明書にボディを裏から見た図が書いてあるのですが、パッと見た感じ表と勘違いしてしまうような図で、案の定勘違いして塗装しちまったですよ。確かに裏から見た図って書いてあるけど、ひとこと「注意」と注意喚起していてくれたらいいものを、なんか悪意を感じる｡あと、ダッシュボードのメーターの笠みたいな部品がピンセットでつまんだら、弾けてどっか飛んでったわ。デカールの方が大きいし、意味不明のパーツ分割に設計の意図がわからんところがある。好きな車だけに悔しい❗出来上がりはカッコいい。

細かい塗り分けも、パーツが分かれているので、失敗しません。

屋根パーツの分割が面白そうで購入しました。

現在、さまざまなメーカーからプラモデルが発売されており、例えば「楽プラ」のような手軽に作れるキットも人気です。一方で、カーモデルは商品設計が難しく、完成品トイやダイキャストモデルも多く市場に出ています。プラモデル市場では、顧客ニーズに応えるため細分化が進んでいます。このタミヤのフェアレディZ（RZ34）は、中級者以上のモデラー向けに特化したキットだと感じます。具体的には、内装の細かな塗り分けや天井部分の再現にこだわり、外装をコンパウンドで磨いて鏡面仕上げを目指すような、精密さと完成度を追求する層に向けた設計です。最近のタミヤのキットは、マスキングの手間を減らすためか、パーツの分割が細かくなり、部品点数が多くなっています。その結果、パーツは小さくなりゲート跡も増え、「手軽に仕上げたいから塗り分けを省略する」という選択肢があまり意味をなさなくなってきました。このキットの場合、ミラーパーツの分割が過剰に感じます。塗装済みの小さなパーツを塗面を汚さずに接着するのは難しく、技術を要します。また、ウインドウガラスが一枚ずつ分割されている点も、逆に難易度を上げています。これまでのカーモデルのノウハウとは異なるアプローチが必要で、使用する接着剤やマテリアルも工夫しなければなりません。結論として、綺麗で精密な仕上がりを目指し、100点満点の完成度を求めるならタミヤのこのキットは最適です。しかし、70点くらいの手軽な仕上げで満足したい場合は、他のメーカーのキットを探すほうが良いかもしれません。

作る者の事を良く考えられてるモデルでした。組み立てやすく全てがパチピタで申し分ありません。ボディーカラーは「イカヅチイエロー」にはせずタミヤの「パールイエロー」で塗装しました。しいて言うならドアミラーの部品が三分割されており老眼モデラーは形にするのにとても苦戦しました。

まだ製作中ですが、塗装の塗り分けがし易くパーツの精度も高いので、少しの経験があればきれいに仕上げられると思います。これぞタミヤ製品！完成が楽しみです。