【国内正規品】RODE ロード Stereo Bar ステレオ配列スペースバー STEREOBAR

スモールダイアフラムマイクを使用して、ピアノをステレオ録音するために使用しています。中心からの距離に10/15/20cmおよびORTF録音の目盛りがついています。X-Y録音の90°の目盛り、ORTF録音の110°の目盛りも中央に書かれています。録音の知識がなくても、この目盛りに合わせて位置を調整すれば綺麗なバランスで録音することができます。経験者でも目的に合った録音形式に短時間で調整できるので作業時間を短くしてくれます。値段が高いだけあり、耐久性も十分で質感も良いのでステレオ録音には持っていて損はありません。

思っていたより結構ごつくて大きかったです。ですが、しっかりした作りで安定感があります。マイクをセッティングし試したところ、問題なく使用できています。バーにマイクの設置角度が記載されており、いちいち調べる必要がないのでとても楽です。ちょっと値段が高いのが残念でしたが、物には満足しています。

作りの割に値段がやや高い気がする、しかし他の代替品も見つからないのと商品自体には不満はないのでこの評価です。

樹脂製なので軽量なこととネジの効きが金属製より確実。音質的には重量がある方が良いかもしれませんが、録音対象が自然音なので不満を感じません。ORTFやXYのテンプレートがあるため、セッティングの再現性もあって便利です。

RODE M5に使ってます。使いやすくてレコーディング時に重宝しています。

ブームマイクスタンドでポールの先端に２本マイクを設置する場合には、先端にかかる重量が気になります。このステレオバーは素材を軽量かつ頑丈なポリカーボネート製とした理にかなった設計だと思います。加工精度もよく付属のスペーサーのおかげでXY配置が楽です。ポリカーボネートは高価なためこの値段なのかもしれません。

マイクホルダー用の左右のスペーサーはカチッとはめるタイプで、少々固いですが取り外し可能です。ネジ自体も中央に寄せてカチッと押し込めばバーからはずせます。プリントされた目盛の20cmや15cmは、センターからの距離ではなく、左右間ののスタンスを示しています。モノは樹脂製ですが堅牢っぽいです。しかし、それにしても4千円オーバーは高過ぎです。DSLRに乗せてみました。ホットシューの上にアダプター、さらに1/4ネジから3/8ネジへの変換ネジを介してバーをセットしてみました。カメラの肩に干渉するのではと心配していましたが、XYポジションでもOKでした。さすがに最も内側まで寄せるとペンタ部に干渉します。上に乗せているマイクホルダーはRODE M5用のものですが、一般的な3/8ネジなので他のホルダーでもOKでしょう。なお、バーのセンターのネジは5/8ネジに3/8ネジ変換アダプターが入っていました。もちろん取り外せます。中央上面に書かれているORTF、XYの角度を示すプリントは目安くらいのものです。総じて扱いやすい製品だと思いますが、価格がちょっと・・です。

樹脂製で軽量ながら剛性は高くてとても良いです。ORTFやXYで使うときにスペーサーの場所変更だけでマイクホイルダーの高さを変えれるのは便利だし商品としては言うことなしです。でも高いなぁ...。